北海道立高校入試では、内申点が非常に重要になります。
この内申点とは?から始め、どうやったら内申点が上がるのか説明したいと思います。
先に書いておきますが、今回この記事を書くにあたって、何人かの現役教師の方にお話しも伺いました。
本当に現場の教師の皆様の苦労が感じられました。
ちなみに内申点がどう受験に使用されるかは、こちらのサイトを見た方が分かるでしょう。
内申点とは?
ないしん‐てん【内申点】
内申書に記される成績のことで、特に数値化された部分についていう語。
goo辞書
内申点の定義が知りたくて、文部科学省のサイトや北海道教育庁のサイトを探してみましたが、見つかりませんでした。(あったらすみません)
学習評価の結果を数値したものと理解して問題ないでしょう。
内申点の目的とは?
学習評価については、文部科学省が基準を各都道府県教育委員会教育長含む、教育関係者に通知を出しています。
上の通達で、以下のような記述があります。
「学習指導」と「学習評価」は学校の教育活動の根幹であり,教育課程に基づいて組織的かつ計画的に教育活動の質の向上を図る「カリキュラム・マネジメント」の中核的な役割を担っていること。
小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校等における児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について(通知)
つまり、学習指導の質を上げることを目的としており、受験に使うことが目的ではないのです。
内申点のつけ方は?
評価は、以下の3項目について評価されます。
①知識・技能
②思考・判断・表現
③主体的に学習に取り組む態度
この項目の内申点のつけ方の基準は、どうやら中学校毎に違いがあり明確な答えは得られませんでした。
ですが、学校の先生たちは学習指導要領を作成し、その目標が達成出来ているかで評価をしているようです。
例えば、以下のような評価だと「3」がつけられるようです。
知識・技能:B、 思考・判断・表現 :B、 主体的に学習に取り組む態度:B
評価基準が学校ごとに違うのはずるい等の声が聞こえてきそうですが、そもそも受験が目的ではないので、ある程度は目をつぶる必要もあるのではないでしょうか?
(実際の運用と違うという声もあるのは理解しています。)
どうやれば上げられるか?
結論から言うと各学校の先生に評価3項目についての基準を聞き、それが達成できていることを証明するのが近道です。
一般的には、以下のことをすると内申点は上げられることが多いそうです。
①テストで点数を取る
②授業に積極的に参加し、発言、意見をする
③提出物を忘れずに出す
前述の評価の3項目と関連が分かり易いからでしょう。
①「知識・技能」:テストで点数を取る
②「思考・判断・表現」:授業に積極的に参加し、発言、意見をする
③「主体的に学習に取り組む態度」: 提出物を忘れずに出す
これだけでは私は必ずしも内申点があげられるとは限らないと考えます。
なぜなら評価基準を作るのは先生であり、その評価基準と結果が合わない場合、
評価は悪くなります。
例えば、毎回提出物をしっかり出していても、
「思考・判断・表現」 「主体的に学習に取り組む態度」 の基準が
手を挙げて発言することを重視する先生だった場合、評価は上がりません。
先生が重視しているポイントをいち早く聞き出し、確実に内申点に繋がる努力をすることをオススメします。
あとがき
一生懸命頑張っているのに内申点が上がらないと考えている方や、点数は高いのに内申点が低いと考えている方は参考にしてみてください。
もしも、札幌市西区八軒近辺にお住まいで、内申点をもっと上げることを相談したいよ!って場合は、マスラブへこちらからご連絡下さい!
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