2020年度北海道公立高校入試　倍率に惑わされないように

倍率の発表は2020/1/28　午前10時

2020年度北海道公立高校入試の出願も済み、明日に2020/1/28午前10時に各高校の倍率が発表されます。

中学入試を経験していない生徒の皆さんにとっては、初めての入試で緊張感が上がってきたのではないでしょうか？

明日は倍率を見て、浮足立たないように落ち着きましょう。

緊張している受験生の皆さんは、目標の高校に向かって一生懸命勉強してきたはずです。

緊張するということは、それだけ「受かりたい！」という思いが強いからです。

一生懸命勉強してきたのに、受験校を変えると高校に入った後の後悔の方が大きいかもしれませんよ？

私は中学生の頃、中学の先生と親に説得され、志望校を落としました。

高校に入ってから自分の意志を貫けなかったことを後悔しましたし、未だに後悔しています。

そもそも高校入試に落ちたあとのリスクってなんなのでしょうか？

高校入試で決まるのは、あなたのこれからの人生80年の内、たった３年間通う場所を決めるものに過ぎません。

各塾、中学教師、一部の保護者はまるであなたの人生を決定づけるかのように合格することを強要します。

事実は公立高校はあなたの人生を決めてはくれません。

たしかに成績上位校、例えば札幌南や札幌北には、世間的に良い大学と言われている大学に行く人は多いです。

いい大学に行きたければ、ガンガン狙って下さい。

しかし、札幌南、札幌北でも途中で勉強を止めて、もっといい道を見つける人もいます。

逆に高校に行かずに東大に合格する猛者もいます。

つまり、あなたの人生を決めるのは、これからのあなた自身の選択です。

今年からに限って言えば、私立高校の授業料も実質無償化の話が出ているので、私立に行く際の経済的なデメリットもなくなりそうです。

いい時代になりました。

私は、受験や受験勉強は否定はしません。

むしろ、目標の高校に向かって恐れずに勉強し、果敢に受験にチャレンジして欲しいと思います。

そして、その時に身に着けた知識ややり方を忘れずに次のステージで生かして欲しいです。

受験はあなたを成長させてくれる最良のステージなのです。

敢えて恐れずに言います。

高校に落ちるリスクはありません。

倍率という小さいものにビビる必要なんてないですよ？

極々たまに、「合格ギリギリで成績上位校に入ると、授業についていけず落ちこぼれるから行くな！」という訳の分からない暴論をいう人がいますが、関わるだけあなたの人生の無駄ですので関わるのはやめましょう。

（勉強についていけなくたって人生終わんないし、勉強したくなれば今は学校の授業以外でも勉強できるってことを全く理解していない）