北海道公立高校入試までの勉強方針について 

受験情報

昨日、2020年度入試の北海道公立高校入試の倍率の途中の発表がありました。

ここから多少の前後はあるかもしれませんが、大きく変わることはないでしょう。

あとは、もう合格に向かって勉強するだけ!

残りまだ1ヵ月もあるので、諦めるにはまだまだ早いですよ!

当塾マスラブは、札幌市西区八軒にある理数系の学習塾なので、数学に焦点を絞って、

目標得点別に簡単な方針の説明をしたいと思います。

基本的には、過去問の演習方法の解説になります。

学校裁量問題を目標とする場合

おそらくこの学校裁量問題を利用する受験生の皆さんは、数学の基礎力は十分にあるでしょう。

推測ですが、道コンでは40点以上は、間違いなく取れていますよね?

もし現段階で40点に安定的に到達出来ていない場合、基礎力が一定基準に到達していません。

早急に何かしらの対策を立ててください。


話を先に進めます。

学校裁量問題の配点は、例年21点あります。

この21点をどう取りきるかが、合否の分かれ目になることは、皆さん承知のことと思います。

では、これからの1ヵ月間でどのように勉強すれば、少しでも得点力を上げられるのでしょうか?

答えは、「過去問をじっくり勉強する」です。

この期間になると焦ってしまい、たくさんの問題を解かなきゃいけないという妄想に駆り立てられますが、逆です。

時間が無いからこそ、1問1問の勉強の精度を上げて下さい。

精度を上げるコツは「なぜ」を深く考えましょう。

例えば、2018年裁量問題の問2(2)は、ある図形の面積を求める問題です。

回答には、ある三角形との比から面積を簡単に求めています。

なぜこの発想が出てくるのでしょうか?

それは、以下2つが答えでしょう

  • 三角形の性質を熟知しているから
  • 相似な図形の性質を熟知しているから

なのでこの問題には二つの性質が絡んでいることが分かります。

よって、1つの問題で2つの単元を復習できるので、非常に効率的です。

短い時間を効率的に使うために、1問を深く深く学んでいきましょう。

標準問題の50点以上を目標とする場合

基本的な考え方は、学校裁量問題受験者と同じです。

唯一違うのは、学校裁量問題のような難しい問題にチャレンジする必要はないことでしょう。

標準問題の場合、複雑な融合問題が出題されるケースは少ないです。

融合問題を解くのに時間がかかり、慣れていないと復習にも時間がかかります。

非常に非効率です。

標準問題の過去問をじっくり勉強し、復習し、問題に慣れることを意識しましょう。

標準問題の40~50点を目標とする場合

この得点帯以下を狙う受験生は、試験当日に全ての問題を解く必要がありません。

よって一番重要なことは、難しい問題と簡単な問題を見極める観察眼です。

過去問のやり方も工夫が必要になってきます。

まずは、問題全体を見渡し、どの問題が簡単か難しいのか区別をしてください。

そして簡単だと判断した順に全ての問題を解いていって下さい。

その上で、自分の判断が当たっていたか確認し、復習をして下さい。

判断が間違っていた場合、なぜ自分が判断を誤ったのかを復習して下さい。

また、間違った問題についてもなぜ間違えたのか、なんの知識が足りなかったのか確認して下さい。

標準問題の~40点以下を目標とする場合

おそらくは、数学が苦手な人かあまり積極的に数学を勉強してこなかった受験生の皆さんがこの得点帯を目標としていると思います。

まずは、過去問の大問1だけを解いて、確実に満点がとれるようになるまで復習して下さい。

これを10年分こなすだけで、かなりの基礎力が付きます。

そのうえで、大問2~大問5の(1)の問題だけ解いて、復習しましょう。

もう知っているかもしれませんが、北海道公立高校入試の問題は、大問1を解くだけで21点取れるようになっています。

ここから、 大問2~大問5の(1) の基礎問題さえ解ければ、平均点が取れるように出来ています。

難しい問題は解く必要は全くありません。

とにかく簡単な問題で点をかき集めましょう。

過去問の大問1とその他の問題の一番最初の問題だけを何度も反復をすることで、必ず30~40点は取れるようになります。

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