来年受験だから、勉強しなきゃいけないのに全然やる気が起きない
親に毎日勉強しろ、宿題やれと言われてるけど、机に向かえない
勉強しようと思っても、スマホが私を離してくれない
そんな経験はありませんか?
どうやれば、やる気を引き出せるのか私の例をまじえて、解説します。
この記事は、中学生、高校生向けに書いていますが、社会人の勉強のやる気の引き出し方にも応用できます。
目的を設定しよう
勉強が出来ないのは、目的が無いから
いきなりですが、あなたは何のために勉強をやらなきゃいけないと思っているのでしょう?
親、先生が「やれ!」と言うからでしょうか?
なんとなく偏差値の高い学校に行かなきゃいけないと思っているからでしょうか?
はっきりいって、この状態ではやる気は絶対に出ません。
私たちは人間であって、ロボットではありません。
納得できる動機付けが無い限り、他人の命令に従うことは無いでしょう。
生命に関わることであれば、目的は非常に単純です。
例えば、あなたが食事をする理由は、「生きるため」という明確な目的があります。
しかし、勉強は、生命の危機に直結しません。
なので、勉強をするためには自分の中での目的付けが必要不可欠なのです。
自分なりの目的を設定しよう
この目的は、人それぞれです。
人に言えることから、言えないことまで幅広いでしょう。
例えば、人に言いやすいことだと以下のようなことがあるでしょう
- 医者になりたいから
- 弁護士になりたいから
- ノーベル賞をとるような研究者になりたいから
人に言いにくいことだと、以下のようなことがあるでしょう。
- お金持ちになりたいから
- モテたいから
目的は、どんなことでもいいと思いますが、絶対に自分で決めましょう!
また「○○高校、○○大学に行くこと」と言うのは目的にはなりませんのでご注意を。
考えなければ行けないのは、○○高校、 ○○大学に入って何を成し遂げたいのか?ということです。
○○高校、 ○○大学に入るというのは、目的を達成するための手段であって、目的にはならないのです。
ちなみに私の例を紹介します。
私は、中学の頃に親の会社が倒産するという経験をしました。
そのときに、「手に職をつければ、食いっぱぐれない」と考え技術者になりたいと考えました。
また、中学高校で全くモテなかった私は、大学ではモテたいなぁと考えていました(笑)
つまり、私の高校生のときの目的は、つまり以下の二つだったんです。
- 技術者になりたい
- モテたい
高校生男子の目的なんてこんなもんです(笑)
目的に沿った目標を設定しよう
例えば、「医者になりたい」と思ったのであれば、北海道札幌市近辺で考えれば、以下の道が最短でしょう。
北嶺中学→北嶺高校→医学部医学科→医者
札幌南高校→医学部医学科→医者
つまり、目標は、北嶺中合格か札幌南合格からの医学科合格することになります。
このルートを辿った人を何人も見ています。
例えば、あなたの目的が「お金持ちになること」と思ったのであれば、どうやったらお金持ちになれるのか真剣に考えましょう。
このときに具体的に考えることをおすすめします。
例えば、お金持ちというのは、いくらくらい貰えればお金持ちと考えますか?
月に100万円もらえたら、金持ちと思えれば、年収1200万の職業を探してみましょう。
その中であなたがなりたいと思った職業に一番必要なことが目標になります。
1200万円は、サラリーマンでも達成出来る可能性は十分にあり得る額です。
例えば、あなたの目的が「働かないで一生ゲームすること」と思ったのであれば、どうやったらそれが達成出来るか真剣に考えてみるのもいいでしょう。
今ならyoutuberとして稼ぐ方法もあるかもしれませし、e-sportsの選手になる道もあるかもしれません。(youtuberもe-sportsの選手も働いてるから、ちょっと違うかもしれませんが…)
とにかくどんな馬鹿げた目的でも、どうやれば達成出来るのか色々な方法を具体的に考えてみて、自分の考える最適な目標を立てること重要です。
私が上で語った目的に沿った目標は、北海道大学合格でした。
理由は、以下の通り
- そこそこ有名な大学なので、技術者にはなれるだろうと思ったから
- 広い敷地の中に女子の多い文系学部があることや、大学の周りに女子大が多かったから
- 頭いいと思われれば、モテるかもしれないって考えたから
- あまりお金もなかったので、家の近くの大学に通いたかったから
最終的に技術者にはなれましたが、全くモテませんでしたが笑
ちなみに目標を設定したときは高校三年生で偏差値はなんと38でした。
ぶっちゃけかなり悪かったですが、目標設定時には関係ないんです。
目標を周囲に言いまくろう
目標を設定したら、親、友人、先生とにかく周りの人間全部にその目標を話しましょう。
反応は様々です。いい反応も悪い反応もあります。
- いいじゃん!
- 頑張ればいけるよ!
- そんなこと出来るわけがない
- 現実を見ろ
- 君の今の成績で行けるのは、ここくらいだ
はっきり言って、反応は関係ないんです。
重要なのは、自分から目標を宣言することなのです。
人は、自分が言ったことは守ろうとする習性があります。
目標を宣言することで、この宣言が嘘にならないように「やる気」が起きるのです!
この習性を利用しているのが、話題のライザップです。
ライザップは、ダイエットすることをトレーナーに宣言(コミットメント)し、ダイエットを達成させているんです。
非常にうまいやり方だと私は思います。
目標を達成するための方法を考えよう
仮にここでは、あなたの目的を達成するための目標が札幌南高校合格になったとします。
そうすると必然的に考えなければならないのは、現在の内申点と模試の得点でしょう。
札幌南高校合格の場合、内申点ランクは最低でもDランクは必要でしょう。
では、Dランクを取るためにどんなことをしなければいけないのか、定期テストは何点必要なのかが必然的に決まってきます。
さらに模試の得点も高得点が必要になってきますので、どうやったら高得点をとれるようになるのか考える必要が出てきます。
つまり、「今の自分」と「目標の自分」のギャップを埋める作戦を立てればいいのです。
作戦は無限に考えられます。
今の成績が○○ランクだから、ここの高校にするというのは、個人的には好きではありません。
私の場合、偏差値を38→60にする必要がありました。
自分で決めたことなのでやる気とか関係なく、勉強するしかありませんでした。
ただし、がむしゃらに難しい問題を解いたりはしませんでした。
英語なら、何個単語の数を覚えれば良いのか。
文法の理解度の完成度はどの程度か。
数学なら、どの難易度の問題をこなせば合格出来るのか。
理科社会の点数を取るためにはどの程度勉強すればいいのか。
とにかく、目標と自分とのギャップを埋めることを考えていました。
挫折しそうになったら、合格した自分を想像しよう
勉強をしていると、成績が伸び悩むことだってありますし、
周りよりも低い点数をみて落ち込むことだってあります。
そんなときは、合格した自分を想像しましょう。
効果的なのは、受験校に実際に行くことがおすすめです。
校舎を見て、通っている生徒を見て、そこにいる自分をリアルに想像しましょう。
そこには、ポジティブな自分しかいません。
なんでそこに通うと考えたのか、目的に立ち返ることが出来ます。
結局、勉強のやる気を引き出すために必要なことは
ずらずら長く書いてすみません。
勉強のやる気を引き出すためには、あなた自身の目的をもつことです。
その目的を達成するための手段として、勉強を選択したとき、
間違いなく大きなやる気が現れるでしょう。
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