塾講師、家庭教師を行ってきた私の経験談です。
これは、小中高生どの学年にも言えることですが、志望校に受かる生徒は3-4月にあることをしています。
そのあることとは?
志望校を決めている
一般的な難関校に合格する多くの受験生は、3、4月の時点で志望校が決まっています。
これは、現役浪人問わずにその傾向が強いです。
これはなぜでしょうか?
目的をもって学習が進められるため
不合格になる、あるあるパターンが
とりあえず勉強を始めて、願書出すときに行ける所に行こうと考えるパターンです。
途中で勉強をしなくなって、絶対失敗するのでやめて下さい
勉強は、最初は全く面白くありません。(あくまで最初は)
地味なことの連続です。
単語や年表を覚えたり、訳の分からない数字の羅列を考えたり、人によってはただの苦行でしょう。
youtubeやスマホゲーの方が明らかに楽しいのですから、長続きしません。
明確な目的がないと、勉強は長続きしないのです。
部活引退からの切り替えが早められるため
中学、高校では部活をやりながら受験生と言う人もいるでしょう。
部活を一生懸命やっていた人ほど、部活引退してから、勉強に切り替えられないことがあります。
目標を無くして、宙ぶらりんになってしまうのです。
もし、3、4月の内に目標が定まっていれば、部活引退からスムーズに勉強に移行できる可能性が高まるのです。
情報を集めている
受験で最も大事なこと。それは、情報です。
情報を集められたか、集められていないかで合格率は大きく変わります。
例えば、この時点でどのような難度の問題が出題される傾向にあるのか、それを何点くらい取れば良いのかが分かるだけで、勉強の方針が全く変わります。
その他にも、その学校の卒業生の進路が自分とマッチしているのか、校風等々調べなければならないことはいくらでもあります。
これからの1年間を安心して戦い抜くために、3、4月の間に綿密に情報を集めていきましょう。
基礎問題を繰り返す
3、4月に勉強の基礎が出来ていれば、それ以降はかなり楽になります。
夏までに成績が急上昇することも望めます。
では、基礎とはどういうことなのでしょうか?
数学なら、簡単な計算が出来るようになっていること、定理、定義を理解することです。
英語では、英単語、英熟語を覚えることです。
この時期に、受験本番に出るような難しい問題を解く必要はありません。
簡単な問題を解くことで、勉強に慣れることを中心に考えていきましょう。
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